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Grammar

good well 違い 形容詞と副詞の使い方

人を表すときはgood、動作の様子を表すときはwellを使います。この区別ができるとほとんどの間違いがなくなります。

人を表すときはgood、動作の様子を表すときはwellを使います。この区別ができるとほとんどの間違いがなくなります。

「a good cook」と言うときは人を説明しています。「she cooks well」と言うときは動作の様子を説明しています。前者は名詞にかかり、後者は動詞にかかります。この仕事の違いが全体の分かれ目です。

どちらの形も見たことはあると思います。難しいのは、「good」と「well」が普通の「-ly」の形にならないことと、「smells」のように動詞に見えても副詞を取らないものがあることです。「it smells good」と言い、「it smells well」とは言いません。

この対比はA2からB1の範囲です [1]。日常会話やTOEIC、英検、オンライン英会話で毎回使います。会議室での報告や外国人のお客様の対応でも役立ちます。仕事の見分け方、つづり、例外の小さなグループの順に整理します。

何を説明しているか見分ける

まず言葉が何を指しているかを考えます。名詞を指していれば形容詞を使います。動詞や形容詞、別の副詞を指していれば副詞を使います。

身近な例で考えます。田中さんが「You are a careful driver」と言えば、運転する人としての性質を表すので「careful」は形容詞です。「You drive carefully」と言えば、運転の仕方を表すので「carefully」は副詞です。意味は近くても役割が違います。

長い文でも同じです。「she gave a clear answer」では「clear」が名詞の「answer」にかかります。「she answered clearly」では「clearly」が動詞の「answered」にかかります。先に名詞か動詞を探してから形を選びます。

副詞は形容詞や別の副詞にもかかります。「a really good film」では「really」が「good」にかかるので副詞です。「she speaks really quietly」では「really」が「quietly」にかかるのでやはり副詞です。名詞以外を詳しくする言葉は副詞で表します。

  • 「a slow train」は名詞にかかるので形容詞です。「The train moves slowly」は動詞にかかるので副詞です。
  • 「a warm welcome」は名詞にかかるので形容詞です。「She welcomed us warmly」は動詞にかかるので副詞です。新宿でお客様を迎えるときの場面を思い浮かべます。
  • 「very tired」は形容詞の「tired」にかかるので副詞です。「very」だけで名詞を説明することはありません。

-ly を付けて副詞を作る

様子を表す形容詞の多くは「-ly」を付けて副詞になります。「slow」は「slowly」に、「quiet」は「quietly」に、「careful」は「carefully」になります。動作の仕方を言うときに動詞の後ろで使います。

つづりは三つの形で整理できます。「-y」で終わる語は「y」を「i」に変えます。「-le」で終わる語は「e」を取って「y」を付けます。「-ic」で終わる語は「-ally」を付けます。一語ずつ覚えるより形で覚えます。

発音と重なる文字にも注意します。「basic」は「basically」になり、「basicly」とは書きません。「terrible」は「terribly」になり、「terriblely」とは書きません。声に出すと余分な音節が落ちるのが分かります。

形容詞副詞形の決まり
happy, easy, heavyhappily, easily, heavily「-y」は「-i」に変えて「-ly」を付けます
terrible, gentle, simpleterribly, gently, simply「-le」は「e」を取って「y」を付けます
basic, tragic, automaticbasically, tragically, automatically「-ic」は「-ally」を付けます

動作を含む文で使います。「She explained the rule patiently」は説明の仕方を表します。「He waited calmly」は待っていた様子を表します。動詞に「どのように」と聞ける場合は「-ly」の形が合います。京都への出張の報告や満員電車での出来事を説明するときに便利です。

名詞には good 動作には well

「good」は形容詞です。名詞や代名詞を説明します。「well」はふつう副詞です。動詞を説明します。この区切りを守ると多くの文が整理できます。

「you did a good job」では「good」が名詞の「job」にかかります。「you did the job well」では「well」が動詞の「did」にかかります。「he is a good singer」は人について言い、「he sings well」は歌い方について言います。同じ考えを両方の形で言えるようにします。

「well」は健康という意味では形容詞にもなります。「I am well」は体調がよいという意味で、何かを上手にすることではありません。「She looks well」は病気の後で顔色がよいという意味です。「You do not look well」は具合が悪そうという意味です。英検やIELTSの面接ではこの意味を正確に使います。

アメリカの話し言葉では文法書の「well」の位置に「good」が来ることがあります。友人同士の「I am doing good」は親しみがありますが、標準の文法では行いがよいという意味になります。TOEICや海外出張の会議、留学の面接では「I am doing well」と書きます。

同じ考えを三つの役割で見ます。中心の言葉が何を指しているかに注目します。

You are a good cook cook.

「good」は名詞の「cook」を説明するので形容詞です。どんな人かを表します。

You cook well cook.

「well」は動詞の「cook」を説明するので副詞です。動作の仕方を表します。

That soup smells good soup.

「smells」は連結動詞なので「good」は形容詞のままです。スープ自体の性質を表します。コンビニの新商品の話を思い浮かべます。

She sings well sings.

「sings」は動作動詞なので「well」は副詞のままです。歌い方を表し、人の性質ではありません。ゆいさんがオンライン英会話で話す場面です。

形容詞かかる名詞動詞の形副詞かかる動詞連結動詞

連結動詞の後ろは形容詞

動作を表さない動詞があります。主語と説明をつなぐ働きをします。「be, seem, look, feel, sound, smell, taste」の後ろでは、動詞の後ろでも形容詞を使います。

「she looks tired」では「tired」が動作ではなく「she」を説明します。「that sounds strange」では「strange」が考えの内容を説明します。「it smells good」では「good」が物自体を説明します。動詞は名詞と説明の橋にすぎません。

動作動詞は逆です。目をよく使って見ると言うときは「she looks closely」と言います。指先の触れ方を言うまれな場合だけ「he feels softly」と言います。ふつうは「he feels sad」や「he feels ill」のように本人を説明します。

動詞を「is」に置き換えて確かめます。「She looks tired」は「she is tired」になり、意味が通ります。「she sings beautiful」は「she is beautiful」になると意味が変わります。歌い方を言いたいので「she sings beautifully」が必要です。

Rulelook、feel、seem、sound、smell、taste の後ろでは主語を説明する形容詞を使います。

-ly を付けない副詞がある

形容詞と副詞が同じ形の小さなグループがあります。「fast, hard, late, early, straight, long」はふつう「-ly」を付けません。「fastly」は標準の語ではなく、「hardly」は別の意味です。

実際の文の組で覚えます。「He is a fast driver」では名詞の前なので形容詞です。「He drives fast」では動詞の後ろなので副詞です。形は変わりませんが役割が変わります。「a late train」と「the train arrived late」も同じです。

「hard」も同じです。「That was hard work」では名詞の「work」を説明します。「They work hard」では動詞の「work」を説明します。副詞らしく見せようと「-ly」を付けません。そのままの形で副詞の仕事をします。

「early」と「straight」も同じです。「We had an early start」と「we started early」は同じ語です。「Give me a straight answer」と「tell me straight」は同じ語です。けんたさんが京都で待ち合わせをするときの文として覚えます。

形容詞としての使い方副詞としての使い方注意点
a fast car, a hard task, a late busdrive fast, work hard, arrive lateこの意味では fastly や hardily と書きません
an early flight, a straight lineleave early, walk straight形は同じで役割だけが変わります

hardly は hard と意味が違う

数語は「-ly」を付けると別の意味の語になります。「hard」は努力してという意味で、「hardly」はほとんどないという意味です。「late」は遅れてという意味で、「lately」は最近という意味です。「near」は近くで、「nearly」はほとんどです。

ここで点数を落としやすいです。「He works hard」は努力をほめています。「He hardly works」はほとんど働かないという批判で、反対の意味です。形は似ていますが内容は逆です。話すときも書き分けます。

「late」と「lately」も同じです。「She arrived late」は時間に遅れたという意味です。「She arrived lately」は不自然で、「she has arrived lately」なら最近来たという意味になります。時計の遅れは「late」で、最近のことは現在完了形 (present perfect) と「lately」で表します。

「near」と「nearly」も同じ形です。「Come near」は空間的に近くに来ることです。「I nearly missed the train」は乗り遅れそうになったという意味です。「Jump high」は高さで、「highly paid」は給料がとてもよいという意味です。迷ったときは「-ly」を付ける前に意味を確かめます。

✦ 理解度チェック

実際の文で選び分けます

Five short checks

問題 1

You cooked this pasta ___.

問題 2

That idea ___ strange, but it might work.

問題 3

The bus was slow, but we still arrived ___.

問題 4

My brother studies ___ for his exams.

問題 5

She explained the delay ___.

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毎日聞く五つの間違いを直す

日本語を母語とする学習者は、日本語にない形でつまずきます。日本語には冠詞 (articles) がなく、複数形の区別もありません。そのため「a、an、theを落とす」「I have three bookやmany studentと書く」という形が出ます。日本語の「た」は過去形 (past) と現在完了形 (present perfect) の両方を表すので、「I already ate」と書いて「I have already eaten」にできないこともあります。主語の「は」が「about me, I think」のように漏れ出し、疑問文は最後に「か」を付ける形から「You like coffee?」のような語順の乱れも生まれます。可算名詞 (countable nouns) と不可算名詞 (uncountable nouns) の区別もないので「many informations」や「an advice」も出ます。これと同じで、形容詞と副詞の区別も落ちやすいです。次の五つを直します。

  1. "She sings beautiful." 日本語のい形容詞やな形容詞には「-ly」のような区別がありません。歌い方を言うので「she sings beautifully」と言います。「she is beautiful」は見た目について言います。
  2. "I am doing good." TOEICや面接では標準の形が必要です。状況が順調という意味では「I am doing well」と言います。「good」は「good news」のように名詞に付けます。
  3. "He works hardly." 努力を言うなら「he works hard」と言います。「He hardly works」はほとんど働かないという反対の意味です。佐藤さんが会議室で部下を評価する場面では特に注意します。
  4. "He drives fastly." 「fastly」は標準英語ではありません。「fast」は形容詞と副詞が同じです。「a fast car」と「he drives fast」で覚えます。
  5. "You look happily today." ここでの「look」は見た目をつなぐ連結動詞です。「you look happy today」と言います。「happily」は「you smiled happily」のように動作に付けます。

自分の文を送る前に動詞の後ろを見ます。人や物を説明するなら形容詞、動作を説明するなら副詞にします。「almost people」のように「ほとんど」をそのまま前に置く形や、「please」を「お願いします」のつもりで重ねる形、「can」を許可と能力の区別なく使う形も、日本語の発想が残ったものです。「an advice」や「many informations」を直すのと同じく、形の区切りを意識する十秒の確認が役立ちます。

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まとめ

形容詞は名詞を説明します。副詞は動詞、形容詞、別の副詞を説明します。多くの副詞は「-ly」を付け、「happy」が「happily」に、「basic」が「basically」になる変化があります。

「good」は名詞に付き、「well」は動作に付きます。健康の意味の「well」は別です。「look、feel、seem」のような連結動詞の後ろは形容詞を使います。「fast」や「hard」はそのまま使い、「hardly」や「lately」は別の意味です。新宿での買い物や京都への旅行など、自分の一日を組にして練習すると区別が安定します。

よくある質問

TOEICでgoodとwellはよく出ますか。

はい、よく出ます。空所補充では動詞の後ろか名詞の前かを見ます。「do the job well」「a good job」の組で覚えると Part 5 でも迷いません。公式問題集で形を確認します。

feelの後ろはgoodとwellのどちらですか。

気分がよいと言うときは「I feel good」と言います。健康を丁寧に言うイギリス英語では「I feel well」と言います。幸せという意味で「I feel well」とは言いません。

fastlyは使えますか。hardlyとの違いは何ですか。

「fastly」は標準英語では使いません。「a fast train」と「the train goes fast」のように同じ形です。「hard」は努力して、「hardly」はほとんどないという意味で反対です。

it smells goodはなぜwellではないのですか。

ここでの「smell」は連結動詞で、物と説明をつなぎます。「good」が物自体を説明します。鼻の働きを言う「dogs smell well」とは役割が違います。

Sources