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Grammar

if 条件文 使い方 仮定法との違いを整理

if文が現実にどれくらい近いかを動詞の形で示す仕組みを、日本語との違いに触れながら五つの型で整理します。

if文が現実にどれくらい近いかを動詞の形で示す仕組みを、日本語との違いに触れながら五つの型で整理します。

条件文は原因と結果を結ぶ文です。新宿の会議室で資料を共有するときも、京都への海外出張の予定を話すときも、同じ骨組みを使います。「If you press that button, the door opens」は事実を述べます。「If you press that button, you will start the alarm」は未来への注意です。現実への距離感で形が変わります。

どの条件文も二つの部分からできています。ifがある条件節と、結果を述べる主節です。順番を入れ替えても意味は変わりませんが、動詞の組み合わせは伝えたい現実に合わせます。

日本語にはない区別が英語にはあります。いつも成り立つ規則と、実現しそうな予定と、今は違う空想と、昨日への後悔です。英語ではこの五つの気持ちに五つの型が対応します。同じ場面を違う型で比べることが近道です。

このページを読み終えると、TOEICの文法問題でもオンライン英会話でも、現実度に合う動詞を選べます。田中さんやゆいさんの日常を思い浮かべながら読み進めます。

条件文は二つの半分でできています

条件文は一つの文に二つの役割があります。if節が条件を示し、主節が結果を示します。「If you leave now, you will catch the train」は行動と結果を結びます。順番を変えても論理は同じです。

強調したい方を前に出します。「You will catch the train if you leave now」は結果に重点があります。「If you leave now, you will catch the train」は条件に重点があります。相手が知りたい方を先に置きます。

if節の動詞が現実との距離を示します。現在形は開かれた可能性に聞こえます。過去形は今のことでも距離がある空想に聞こえます。過去完了形は変えられない過去を示します。満員電車の遅延を説明するときも同じです。

種類if節結果節
ゼロ、常に真実If you heat iceit melts
第一、実現可能な未来If it rains tomorrowI will stay home
第二、非現実の現在If I had more timeI would help you
第三、非現実の過去If I had left earlierI would have caught the train
混合、過去から現在If I had taken that jobI would live in Berlin now

この表を理論として暗記する必要はありません。現実度の違いを耳で感じます。次の節からはコンビニや会議室の場面で一つずつ確認します。

ゼロ条件文は変わらない事実を表します

ゼロ条件文は法則や習慣や規則に使います。「If you heat water to 100 degrees, it boils」はいつも真実です。「If I drink coffee late, I sleep badly」は本人の習慣です。どちらも現在形を使い、一つの時点に縛られません。

説明書や注意書きでよく出ます。「If you press the red button, the machine stops」は使う人全員への事実です。「If the light turns green, you can cross」は通行の規則です。結果節に助動詞 (modal verb) のcanやmustや命令文が来ても、 timelessな意味は同じです。

この型ではifをwhenに置き換えられます。「When you heat ice, it melts」は「If you heat ice, it melts」とほぼ同じです。この置き換えができるのはゼロ条件文だけです。whenにすると不自然な場合は別の型を選びます。

両方の動詞を現在形に保ちます。「If you heated water, it boiled」では一回きりの過去に聞こえます。いつも成り立つ意味では「If you heat water, it boils」と言います。聞き手は現在の動詞から一般的な真実と理解します。

  • If you drop your phone in water, it dies. けんたが新宿でスマホを水に落とす場面です。誰にも当てはまる一般的な事実です。
  • If people earn more, they spend more. 佐藤さんが会議で話す経済の習慣です。一時点の話ではありません。
  • If you mix red and blue, you get purple. 図工の規則で変わりません。両方が現在形です。

第一条件文は実現可能な未来を予測します

第一条件文は未来が開かれているときに使います。「If it rains tomorrow, I will stay home」は雨が現実的な心配で予定がある意味です。「If you finish early, we will go out」は条件次第の外出です。if節は現在形、結果節はwillです。

if節が現在形でも今の話ではありません。「If I see him later, I will tell him」は今日の後のことです。英語は未来を開いたままにするためにif節を現在形にします。聞き手には可能性として伝わります。

結果節は和らげられます。「If you are tired, you should rest」は現実的な助言です。「If the traffic is bad, we might be late」は確信が低めです。「If you hurry, you can catch the bus」は能力の話です。if節の形は変わりません。

自分の予定で練習します。「If I have time tonight, I will call my mother」は覚えやすい文です。「If the shop closes early, I will buy bread tomorrow」は生活に結びます。現実の予定ほど形が定着します。

  • If you leave now, you will make the 7.30. 田中さんが終電に間に合う場面です。まだ可能なのでwillが合います。
  • If she passes her test, she will drive to work. ゆいさんの試験が未来にあり、結果も開かれています。
  • If we do not hurry, we will miss the start. 否定の条件と現実の結果です。会議の注意でよく使います。

第二条件文は今の空想を表します

第二条件文は今の事実と違うことを述べます。「If I had more time, I would help you」は今は時間がない意味です。「If I lived closer, I would visit every week」は今は遠い意味です。過去形は過去を指さず、現実からの距離を示します。

夢や助言や丁寧な希望に使います。「If I won the lottery, I would travel for a year」は夢で予定ではありません。「If I were you, I would accept the offer」は相手への助言です。「If this room were bigger, it would be perfect」は今への願いです。

「if I were you」は一つの塊として覚えます。「If I was you」はアメリカの口語で聞きますが、試験や改まった書き言葉では仮定法 (subjunctive) のwereを使います。「If he were taller, he would play basketball」も同じです。ここではwereに統一します。

結果節の助動詞を変えて丁寧さを調整します。「If I had a car, I could drive you」は空想の世界の能力です。「If you studied harder, you might pass」は可能性です。状況が非現実なのでif節は過去形のままです。

  • If I knew his number, I would call him. 今は番号を知らないので、過去形が隔たりを示します。
  • If she spoke Spanish, she would get that job. 外国人のお客様の対応でスペイン語が必要な場面です。今は話せません。
  • If we had a garden, we would grow vegetables. 京都の家に庭がない場面です。両方の動詞が距離を示します。

第三条件文は変えられない過去を扱います

第三条件文は昨日への後悔や説明に使います。「If I had left earlier, I would have caught the train」は遅く出て乗り遅れた意味です。「If you had told me, I would have helped」は聞いていないので助けなかった意味です。両方がもう変えられない過去を指します。

形はif節に過去完了形、結果節にwould haveと過去分詞を使います。「If she had studied medicine, she would have become a doctor」が基本です。「If they had saved money, they would have bought the house」も同じです。長い形が現実からの遠さを表します。

原因をはっきり示せます。「We lost because we started late」は単純な説明です。「If we had started earlier, we would have won」は選ばなかった道を描きます。留学の面接で失敗を振り返るときにも役立ちます。

haveの脱落に注意します。「If I had known, I would have called」は正しい完全な形です。「If I had known, I would of called」は音の写し間違いで書き言葉では誤りです。頭の中ではwould haveを保ち、話すときにwould'veと縮めます。

  • If you had taken an umbrella, you would not have got wet. コンビニで傘を買わなかった場面です。持たずにぬれました。
  • If I had slept better, I would have done better in the test. TOEICの前夜の睡眠不足が結果を説明します。
  • If the driver had seen the sign, he would have stopped. 運転手が見なかったので止まりませんでした。

一つの場面を三つの現実度で言い分ける

同じ面接でも希望と疑いと後悔を言い分けられます。動詞だけが変わり、聞き手は三つの世界を聞き取ります。この対比が話す力になります。

同じ面接を三つの見方で述べます。それぞれの前半と後半の動詞に注目し、話し手が合格をどれくらい可能と考えているか比べます。

If you prepare well, you will get the job.

第一条件文です。面接が未来にあり合格が可能に感じられるので、現在形とwillが合います。

If you prepared well, you would get the job.

第二条件文です。今は空想や可能性が低いので、過去形とwouldが距離を示します。

If you had prepared well, you would have got the job.

第三条件文です。面接が終わり不合格だったので、過去完了形とwould haveが閉じた過去を示します。

条件節結果節

自分の状況で三つを音読します。「If I save money, I will travel」は出張貯金の計画です。「If I saved money, I would travel」は夢です。「If I had saved money, I would have travelled」は後悔です。口が形と現実の結びを覚えます。

イギリスとアメリカで対比は同じです。第三条件文の結果はwould have gotとwould have gottenの両方があり、アメリカではgottenが多めです。試験では他と一貫していればどちらも認められます。普段の綴りに合わせます。

混合条件文は過去の原因と今を結びます

混合条件文は文の中で時が分かれます。原因は過去にあり、結果は今にあります。「If I had studied medicine, I would be a doctor now」は当時学ばなかったので今は医師ではない意味です。if節は第三条件文、結果は第二条件文の形です。

人生の選択と持続する影響に使います。「If she had taken that job, she would live in Berlin now」は過去の決断と今の住所を結びます。「If you had slept last night, you would not be tired now」は昨夜と今朝を結びます。「If I had saved money, I would own a car now」は習慣と所有を結びます。

逆の混合もあり、使用は少なめです。「If I were richer now, I would have bought that house last year」は今の状態と過去の結果を結びます。「If you spoke French now, you would have understood the lecture yesterday」も同じです。過去と現在が左右に分かれる論理は同じです。

時を示す語を足すと分かりやすいです。結果節のnowやtodayやat the momentが現在を示します。「If he had trained harder, he would be on the team today」は結果の時点が明確です。目印がなくても通じますが、あると聞き手が追いやすいです。

✦ 理解度チェック

形を見分ける実文テスト

実文で形を選ぶ

問題 1

Water ___ if you heat it to 100 degrees.

問題 2

If it rains tomorrow, I ___ at home.

問題 3

If I ___ you, I would accept the offer.

問題 4

If you had left earlier, you ___ the train.

問題 5

If I had taken that job, I ___ in Berlin now.

間違えた項目は、Slova が十分の短いレッスンにまとめます。あなた自身の一週間を題材にした英文で練習できます。

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カンマはifが先のときだけ付けます

規則は一つで変わりません。if節が先ならカンマを付けます。結果節が先なら付けません。「If you leave now, you will catch the train」にはカンマが必要です。「You will catch the train if you leave now」には不要です。

音で考えると分かりやすいです。カンマは条件の終わりと結果の始まりの境目です。結果から始めるとif自体が境目になります。余分なカンマは読み手を遅らせます。

自分の英文メールで確認します。付けるべき所で落としたり、不要な所で足したりしがちです。自然な息継ぎの位置がif先行のカンマと合います。オンライン英会話のチャット欄でも同じです。

Commaif節が文頭にあるときは後にカンマを置き、結果節が文頭にあるときはカンマを使いません。

長い文ほどカンマが助けます。「If you had told me about the delay yesterday, I would have changed my plans」は区切りで読みやすいです。「I would have changed my plans if you had told me about the delay yesterday」は区切りなしで流れます。長短にかかわらず規則は同じです。

unlessなどでifを言い換えます

unlessはif notの意味で置き換えられます。「Unless you hurry, you will be late」は「If you do not hurry, you will be late」と同じです。「Unless it rains, we will play」は「If it does not rain, we will play」と同じです。unlessの後にnotを重ねません。否定は中に含まれます。

as long asとprovided thatは許可の条件に使います。「You can go out as long as you finish your homework」は明確な要件です。「We will lend you the car provided that you drive carefully」は改まった許可です。どちらも第一条件文と同じ動詞の型です。

in caseは準備に使い、結果には使いません。「Take an umbrella in case it rains」は雨の可能性への備えです。「I will stay home if it rains」は雨が原因の結果です。使い分けが大切です。出来事の前に備えるのがin caseです。

ifとのペアで練習します。「If you do not study, you will fail」と「Unless you study, you will fail」を比べます。「If you pay now, you can leave」と「You can leave provided that you pay now」を比べます。文法は同じで接続語の丁寧さが変わります。

  • Unless you leave now, you will miss the bus. 田中さんが満員電車を気にする注意です。unlessはif you do notの意味です。
  • You can use my laptop as long as you charge it after. 会議室での貸し出しの許可です。明確な条件付きです。
  • Bring a jacket in case it gets cold later. 京都の夜への備えです。直接の結果ではなく準備です。

willはif節に入れません

標準の条件文ではif節の中にwillをほぼ入れません。「If it rains, I will stay」と言い、「If it will rain, I will stay」とは言いません。「If you see her, tell her」と言い、「If you will see her, tell her」とは言いません。現在の動詞が未来を示すのでwillは余分です。

willが許される特別な意味が二つあります。「If you will wait here, I will call the manager」は丁寧な依頼で、待つ意思を尋ねます。「If you will keep interrupting, I will leave」は習慣への苦情で、しつこさを指します。意思や主張の意味がなければwillは外します。

日本語は未来を現在と同じ形で言うことが多く、英語もif節は現在形で未来を示します。「If I have time, I will help」が英語の型です。「If I will have time, I will help」は他言語の写しで学習者に聞こえます。実現可能な未来ではif節を現在に保ちます。

Will実現可能な未来ではwillを結果節に置き、if節は現在形に保ちます。

wouldにも同じ規則が当てはまります。今の夢で「If I would have time」とは書きません。「If I had time, I would help」と言います。過去の後悔で「If I would have known」とは書きません。「If I had known, I would have called」と言います。標準の形でif節にwouldは入りません。

定着前に直す五つの誤り

日本語を母語とする学習者の誤りは日本語の仕組みから来ます。日本語に冠詞 (article) がないこと、複数形を付けないこと、たが過去と完了を兼ねること、はの直訳、語順の違いが中心です。条件文の中で直すと効果的です。

  1. "If you press red button, machine stops." 冠詞の抜けです。「If you press the red button, the machine stops」と言います。日本語にaとanとtheがないので抜けますが、英語では特定の物にtheが必要です。
  2. "If many student bring many informations, I will give you an advice." 複数と数の誤りです。「If many students bring information, I will give you a piece of advice」と言います。可算名詞 (countable noun) のstudentsにsを付け、不可算名詞 (uncountable noun) のinformationとadviceはそのままかa piece ofを付けます。
  3. "If I have free time yesterday, I will help you." たの混同です。「If I had had free time yesterday, I would have helped you」と言います。日本語のたは過去形 (simple past) と現在完了形 (present perfect) と過去完了形を兼ねるので、第二と第三の区別が消えます。yesterdayは閉じた過去です。
  4. "About me, I think you will come to Shinjuku if I call you?" はの直訳と語順の誤りです。「Will you come to Shinjuku if I call you」と言います。はをabout meにせず、I thinkを足さず、疑問文は動詞を前に出します。日本語は文末にかに相当する助けを置きますが、英語は語順を変えます。
  5. "If almost people drive safe, they can park here, please." 語の選び方の誤りです。「If most people drive safely, they may park here」と言います。ほとんどの人はalmost peopleではなくmost peopleで、safeではなく副詞のsafelyを使います。許可のcanは助動詞 (modal verb) のmayにし、お願いしますの直訳のpleaseの重ね使いをやめます。前置詞 (preposition) のhereはそのままです。

混合の型を間違えて混ぜないよう注意します。「If I had time yesterday, I will help today」はif節が第二条件文で結果が第一条件文です。二つとも過去なら「If I had had time yesterday, I would have helped you yesterday」と言います。二つとも今から未来なら「If I have time today, I will help you today」と言います。両側の現実を合わせます。

声に出して理由を説明すると定着します。なぜtheを足したか、なぜstudentsにしたか、なぜwereやwould haveを選んだかを短く言います。今週の出張や英語の会議の文で言い換えます。受動態 (passive voice) や関係代名詞 (relative pronoun) や間接話法 (indirect speech) の復習にもつながります。

仮定法のどれがまだ崩れるかを選ぶと、短い会話とその場の添削で集中的に練習できます。自分のミニコースを作る →

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まとめ

ゼロは事実、第一は実現可能な未来、第二は非現実の現在、第三は閉じた過去、混合は過去の原因と今の結果です。カンマは順番に従い、unlessはif notの意味で、willはif節の外です。自分の予定と夢と後悔で繰り返すと、動詞の選択が現実の選択に感じられます。

よくある質問

TOEICでは仮定法はよく出ますか。

Part5とPart6で型の識別が出ます。if節の時制と主節の助動詞の組み合わせで選びます。第二のwereと第三のwould haveが目印です。公式問題集で形ごとに整理します。

whenとifは入れ替えられますか。

入れ替えられるのはゼロ条件文の一般真理だけです。「When you heat ice, it melts」は「If you heat ice, it melts」と同じです。他の型ではwhenが時間の意味になり条件ではなくなります。

If I was youは使えますか。

口語では聞きますが、試験と改まった文書では「If I were you」を使います。英検やIELTSの面接でもwereが安全です。wasは「I was busy yesterday」のような現実の過去に保ちます。

第二と第三の区別をどう付けますか。

非現実がいつかを問います。今なら第二で「If I had time now, I would help」と言います。昨日なら第三で「If I had had time yesterday, I would have helped」と言います。nowとyesterdayが助けになります。

出典