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Grammar

this that these those 違いと使い方

近いか遠いか、一つか複数か。この二つが決まれば、ものや時間や会話の中でthis、that、these、thoseを迷わず選べます。

近いか遠いか、一つか複数か。この二つが決まれば、ものや時間や会話の中でthis、that、these、thoseを迷わず選べます。

導入

田中さんがコンビニで飲み物を持っています。「This drink」と言います。会議室の向こうにある資料を指して「That file」と言います。飲み物も資料も変わりません。変わったのは距離です。

仕組みはとても単純です。まず数を聞きます。一つか複数か。次に距離を聞きます。自分に近いか遠いか。この二つで「this、that、these、those」のどれかが決まります [1]

同じ四つの言葉を三つの場面で使います。触れるものに使います。時間にも使います。「this week」のように言います。会話の振り返りにも使います。「that idea」のように言います。

二つの質問から始めます

まず数を確かめます。一つなら「this」か「that」を使います。複数なら「these」か「those」を使います。これは変わりません。名詞が複数形なら「this」や「that」は使えません。

次に距離を確かめます。自分に近ければ「this」か「these」を使います。自分から遠ければ「that」か「those」を使います。近いとは、手に持てることや、今自分のところにあることです。遠いとは、相手が持っていることや、ドアのそばや通りの向こうにあることです。

  • This phone is mine. 手の中の一台です。These phones are mine. 目の前にある複数台です。
  • That phone is yours. 聞き手の手にある一台です。Those phones are yours. 相手のテーブルにある複数台です。
  • 手で覚えます: ペンを一本持って「this pen」と言います。二本持って「these pens」と言います。テーブルの向こうの一本を指して「that pen」と言います。二本を指して「those pens」と言います。

四つはペアで覚えます。近いものは「this」と「these」です。遠いものは「that」と「those」です。一つは「this」と「that」です。複数は「these」と「those」です。この表が見えると迷いが減ります。

手が届くものはthisです

近さは体の距離で決まります。大きさではありません。手の中にあるもの、机の上にあるもの、隣にあるものは「this」か「these」です。聞き手の側にあるもの、ドアのそばにあるもの、通りの向こうにあるものは「that」か「those」です。話す人が動くと、同じものの呼び方が変わります。

新宿のお店に友人と入ります。佐藤さんがシャツを手に取ります。「this shirt」と言います。友人が別のシャツを持ち上げます。「that shirt」と言います。シャツの説明ではなく、立つ位置の違いを表しています。

同じお店、同じシャツです。変わるのは話す人の位置だけです。最初の言葉を見ます。

This shirt looks good on me.

自分が着ています。近くて一つなのでthisを使います。聞き手に近さが伝わります。

That shirt looks good on you.

友人が着ています。自分から遠くて一つなのでthatを使います。聞き手に距離が伝わります。

These shoes are too tight.

自分が履いています。近くて複数なのでtheseを使います。体が言葉を決めます。

Those shoes are on sale.

遠い棚にあります。自分から遠くて複数なのでthoseを使います。指さしが役に立ちます。

指示詞名詞

声に出して練習します。触れるものに「this」や「these」で名前をつけます。遠いものを指して「that」や「those」で名前をつけます。手を使うと一覧より早く覚えられます。

今の週はthis、別の週はthatです

時間は場所と同じです。今は近いです。今から離れると遠いです。「this week」は今生きている週です。「that week」は別の週で、過去でも未来でも使います。カレンダーは動きません。自分が動きます。

今の期間には「this」を使います。「this morning、this week、this month、this year」と言います。別の期間には「that」を使います。「that morning、that week、that month、that year」と言います。今週なのに「that week」と言う学習者が多いです。今の中にいるなら「this」です。

近い時間遠い時間意味
this week, this monththat week, that month今の期間か別の期間かを示します
these daysthose days今か昔かを示します。「those days were hard」のように使います
this timethat time今回か前回かを示します

「these days」は今の生活に使います。「I work from home these days」と言います。最近はという意味です。「those days」は思い出に使います。「We had no phones in those days」と言います。あのころはという意味です。TOEICでも英検でもこの分け方が問われます。

名詞の前でも単独でも使います

この四語には二つの働きがあります。指示詞 (demonstrative) として名詞の前につきます。代名詞として単独でも立ちます。「this book」と「this」を比べます。前は本を名指しします。後はどれか分かっているので置き換えます。

何を指すか明らかなら短い形を使います。ケーキを指して「I will take this」と言います。「this cake」の意味です。写真を指して「I like those」と言います。「those photos」の意味です。名詞を二重に足しません。「I like those photos」か「I like those」のどちらかです。

✦ 理解度チェック

五問で確かめます。理由つきです。

今週すぐ使う選択です。一つ選んで理由を読みます。

問題 1

You hold a bag. You say ___ bag is heavy.

問題 2

You point at two keys on a far table. You say ___ are mine.

問題 3

It is Wednesday. You talk about Monday to Friday of this week. You say ___ week is busy.

問題 4

You point at shirts. The word shirt is clear. You say I like ___.

問題 5

Your friend tells a long story. You mean the whole story was funny. You say ___ was funny.

間違えた項目は、Slova が十分の短いレッスンにまとめます。あなた自身の一週間を題材にした英文で練習できます。

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短い確認は読み返しより効果があります [2]。答えを声に出します。触ったり指したりしながら話します。体が合う言葉を思い出させます。

thatとthoseで振り返ります

「that」と「those」はものを指さず言葉を指すことが多いです。文を終えてから「that」で感想を足します。「You got the job. That is great」と言います。「that」は聞いた知らせ全体を指します。単独の名詞がないので「it」では狭く感じます。

全体には「that」を使います。「He missed the train. That means he will be late」と言います。新しい話題を前に出すときだけ「this」を使います。「Listen to this: he missed the train」と言います。「this」は前へ注意を引きます。「that」は後ろを振り返ります。

考え聞いた文全体に感想を言うときはthatを使います。itは一つの名詞がはっきりあるときに使います。

Those who は人を表す決まった複数形です。何かをする人たちという意味です。「Those who arrive late will wait outside」と言います。その組のどの人にも当てはまります。「these who」とは言いません。この形ではいつも「those who」です。掲示や書類や試験の文章で見ます。

電話ではthisとthatを決めて使います

電話の英語は決まっています。理屈では変えられません。自分は「this」で名乗ります。相手は「that」で尋ねます。「Hello, this is Yui speaking」と言います。「Is that Kenta」と聞きます。距離は同じです。慣習が決めます。

自分には「this」を使います。「This is Yui」と言います。仕事の電話で「I am Yui」とは言いません。友人同士なら通じます。相手には「that」を使います。「Is that the clinic」と言います。「Are you still there, Kenta. Is that you」と言います。イギリスでもアメリカでも同じです。

何と言うか意味理由
This is Ana speaking私はAnaですという意味ですこちら側をthisで示します
Is that MarkあなたはMarkですかという意味です遠い側をthatで示します
Who is thisどちら様ですかという意味です受けた側がかけた人を尋ねます

対面の紹介も同じです。そばにいる人を「this」で引き寄せます。「Ana, this is Mark」と言います。MarkをAnaに紹介します。隣に立つのに「that is Mark」とは言いません。「that」では突き放します。紹介する人には「this」を保ちます。

繰り返しをoneとonesで置き換えます

英語は名詞の繰り返しを嫌います。「this shoe」を二度言わず「this one」と言います。「those shoes」を二度言わず話し言葉で「those ones」、書き言葉で「those」と言います。「one」と「ones」が名詞を受け持ちます。

「one」は「this」と「that」の後に使います。「I like this shirt, not that one」と言います。「ones」は話し言葉で「these」と「those」の後に使います。「I like these shoes, not those ones」と言います。改まった書き言葉では「ones」を落とします。「I like these shoes, not those」と書きます。どちらも正しいですが試験は短い形を好みます。

  • I will take this one. 「this cake」の意味です。「cake」が明らかなので「one」で置き換えます。
  • Those ones are cheaper. 話し言葉だけです。「those shirts」の意味です。作文では「Those are cheaper」と書きます。
  • 数をそろえます: 一つには「this one」と「that one」を使います。複数には話し言葉で「these ones」と「those ones」を使います。

「this ones」や「that ones」とは言いません。「this」と「that」は単数なので「one」だけと組めます。「these one」や「those one」とも言いません。「these」と「those」は複数なので「ones」か名詞なしと組めます。

定着前に直す五つの間違い

日本語の影響で起きる五つです。冠詞 (article) と複数形と数の数え方が中心です。満員電車でゆいさんがオンライン英会話を受けるときも、京都で外国人のお客様に対応するときも、留学の面接や海外出張の英語の会議でも同じつまずきが出ます。今直すと後が楽です。

  1. "This is book." 日本語には冠詞がありませんから「a」や「the」を落としがちです。「This is a book」か「This book is mine」と言います。複数も同じです。日本語は複数形を示しませんから「I have three book」や「many student」と言いがちです。「I have three books」や「many students」とし、「These books are mine」とそろえます。
  2. "Those informations are useful." 日本語に可算名詞 (countable noun) と不可算名詞 (uncountable noun) の区別がありませんから「many informations」や「an advice」と言いがちです。「information」や「advice」は数えません。「That information is useful」や「That piece of advice was helpful」と言います。
  3. "That week I already ate." 日本語のたは過去形 (past) と現在完了形 (present perfect) の両方を担いますから「I already ate」で済ませがちです。今週の経験なら「I have already eaten this week」とします。今の中なら「this week」、別の週なら「that week」と選びます。
  4. "About me, I think that is good." 日本語のはが漏れて「about me」がつきます。「I think that is good」で十分です。疑問文も語順に注意します。日本語は動詞を最後に置き文末のかで示しますから「That is pen ka」のようになりがちです。「Is that a pen」と動詞を前に出します。ほとんどをそのまま移して「Almost those people agree」とも言いがちです。「Almost all of those people agree」とします。
  5. "Please give me that one, please." お願いしますは丁寧で中立ですが、英語の「please」を重ねると強く響きます。一度で十分です。許可と能力の助動詞 (modal verb) も分けます。「I can have that seat」では意味がぼけます。許可なら「May I have that seat」とします。形容詞と副詞も分けます。日本語のな形容詞とい形容詞は語尾のlyに対応しませんから「That sounds beautifully」としがちです。様子なら形容詞で「That sounds beautiful」とします。

まとめ

近いか遠いか、一つか複数か。この二つで場所でも時間でも会話でも「this、that、these、those」が決まります。「this」や「these」では近くのものに触れます。「that」や「those」では遠いものを指します。

今日身の回りで練習します。一つ持って「this one」と言います。二つ持って「these ones」と言います。部屋の向こうを指して「that one」と「those ones」に切り替えます。時間も試します。今なら「this week」、別の週なら「that week」と言います。次の電話で「this is Yui」と名乗ります。

よくある質問

TOEICでthisとthatはどう出ますか。

会議室や出張の文で時と距離が問われます。今の週ならthis week、別の週ならthat weekを選びます。電話の文ではThis isに直す問題が出ます。選択肢の単数と複数も見ます。

日本語のこれそれあれと同じですか。

重なる部分とずれる部分があります。これがthis、あれがthatに近いです。それは相手の近くでも英語では遠い扱いでthatになります。まず自分の手で考えると迷いません。

those onesと書いてもいいですか。

話し言葉では自然です。オンライン英会話では問題ありません。TOEICや英検やIELTSの作文ではonesを落としてthoseと書きます。改まった文では短い形が好まれます。

可算名詞と不可算名詞で選び方は変わりますか。

thisとthatは単数と不可算に使います。theseとthoseは複数に使います。informationやadviceは不可算なのでthat informationやthat adviceとします。those informationsとはしません。

出典

thisとthatの混ざりに合わせて、身の回りのものと時間と電話の文で短く練習します。自分のミニコースを作る →

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